リン・シュンロン[林舜龍]

2016年に小豆島大部港で制作した、世界の子どもの像が9年ぶりに瀬戸内の海に帰ってくる。 甲生の海岸沿いの広場に、距離、緯度、経度、向いている方角などから、ある国の子どもたちを指し示して設置される。戦争・内乱など不安定な世界情勢のなか、子どもたちは潮風に吹かれながら、微笑み、胸に手を当て、柔らかい砂を踏みしめ、少し前かがみになるしぐさで、世界の平和と自分たちの未来、幸福と平穏を祈る。作品はメッセージとなり、ここから世界の隅々へ向けて、ポジティブなエネルギーを送る。 

国境を越えて・祈り

休館日 作品公開スケジュールはこちら
開館時間 屋外展示
鑑賞料金 無料
URL 国境を越えて・祈り | 作品 | 瀬戸内国際芸術祭2025
アクセス 甲生集会所前バス停から徒歩約5分
 家浦港から電動自転車で約15分